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2022年 11月26       厚木爆同 「学習会」を開催     

               身近なテーマを学習

さる11月26日(土)厚木爆同「学習会」を行いました。

弁護士の福田護さんを講師にお招きし、二つのテーマについて学習しました。

一つ目は「厚木基地周辺対策区域指定の見直し問題について」です。厚木基地では、新たな訓練に伴う外来機の飛来や対潜哨戒機のパイロット訓練の拠点、オスプレイの点検整備の拠点などその使用状況は流動的です。そのような環境の中での見直しには問題があり、さらに旧態依然とした測定方法にも問題があると指摘されました。

二つ目は、「NHK放送受信料問題について」です。2017年に最高裁判決が出されたあとの状況について、NHKと契約をせずに不払いを続けている場合と契約済みで不払いを続けている場合の対処の仕方について学習しました。また、訪問営業方針の転換や未契約割増金制度の導入など、最新のNHKの状況などについても学習しました。(K.M)

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2022年 10月19      厚木爆同 2022基地視察を実施     

             川崎市平和館と横須賀軍港めぐり

10月19日、3年ぶりに厚木爆同「基地視察」を行いました。

まず、川崎市平和館を視察しました。さまざまな展示物について平和館の専門調査員の方から丁寧に解説いただき、コンセプトをしっかり理解し、充実した見学となりました。

その後、バスは横須賀に向かいました。横須賀基地の歴史や軍港の艦船について現地で平和活動をされている方からのお話を聞いたあと、横須賀軍港めぐりの遊覧船に乗船。

この日は、米軍、自衛隊あわせて30隻以上の艦船が停泊しており、そのうちには米軍原潜や自衛隊のヘリ空母「いずも」と「ひゅうが」を視ることが出来ました。なんといっても空母「いずも」の全長200mの船体には圧倒されました。

憲法九条の日本に空母は持てるのか。平和を守るためにこれほどの軍艦が必要なのか。「敵基地攻撃能力」が現実を帯び、戦争への危惧を感じました。大変実り多い基地視察となりました。(K.M)

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2022年 10月11日    厚木基地の泡消火薬剤(PFAS)流出事故     

           基地司令官と座間防衛事務所長に申し入れ

さる9月24日に厚木基地から泡消火薬剤が流出したことで、周辺の環境と市民の安全が脅かされていることを危惧し、厚木爆同、五次原告団、県央共闘会議、平和運動センターの4団体は、厚木基地司令官と防衛省座間防衛事務所長に対して申し入れを行いました。 

今回の事故は、厚木基地から泡消火薬剤が綾瀬市の蓼川に流出したこと、さらに消火薬剤には有毒な有機フッ素化合物PFOS、PFOAが含まれているということ。

これらの有機フッ素化合物は、発がん性、免疫低下、催奇形性物質として、米本国でも問題となり厳重な規制の対象となっている。

消火薬剤が流出した蓼川は、飲料水としてこそ供されていないが、流域では川の水を利用した水田耕作が行われており、放置すれば食物から有害物質を摂取し健康を害する危険性もある。

米軍及び防衛省、南関東防衛局としてもことの重大性を十分認識されていることとは思うが、引き続き、米軍に状況を報告させ、市民に丁寧な情報提供をするとともに、米軍の適切な対応を求めるよう申し入れました。

08

2022年 10月1日         原子力空母の横須賀配備反対・母港撤回 !     

                10.1全国集会

10月1日(土)に横須賀ヴェルニ―公園において40団体、450人の参加者を集め原子力空母レナルド・レーガン横須賀母港撤回全国集会が開催されました。

主催者である神奈川平和運動代表福田弁護士から、「敵基地攻撃能力保持、防衛費の増額、重要土地規制法などに反対し、声をあげていきます。皆さんと連帯して闘いましょう。横須賀への米空母配備も当初3年前後と説明されていましたが、来年で50年が経過します。何としても横須賀母港撤回しなければなりません。」とあいさつがありました。その後、厚木爆同委員長から厚木基地の現状報告がありました。その後、デモ行進があり、横須賀基地正門前でシュプレヒコールを行い、そのまま横須賀市役所まで行進しました。(K.M)

07

2022年 8月27日            第五次厚木基地爆音訴訟勝利 !     

          防衛予算増大を許さない8.27神奈川集会

8月27日(日)にこの時期の恒例となった8.27神奈川集会が行われました。今年は例年の大和公園から場所を引地台公園に移し、集会のあと大和駅までデモ行進をするという計画で実施しました。

厚木爆同、第五次原告団、県央共闘、神奈川平和運動センターの4団体の主催で開会、今回のテーマは、「第五次厚木基地爆音訴訟勝利、防衛予算増大を許さない」とし、約200人の参加者で盛り上がりました。

4団体の代表から連帯のあいさつのあと、集会宣言を採択しました。その後大和駅までデモ行進に出発し、市民に対し「敵基地攻撃能力保持を許すな、オスプレイは本国に帰れ、馬毛島、沖縄、南西諸島を軍事要塞化するな」との訴えを行いました。(K.M)

06

2022年 6月14日   オスプレイなどの海兵隊部隊の飛来と訓練に抗議     

           南関東防衛局座間防衛事務所長に申し入れ

厚木基地に突然(6月9日)、海兵隊の攻撃ヘリコプターが飛来し、翌10日には大型輸送ヘリコプターCH53など5機とMV22オスプレイ5機が大挙して飛来してきました。

しかも翌日は、土曜日にもかかわら傍若無人に離着陸訓練を繰り返し基地周辺住民に激しい爆音や墜落の恐怖・不安を与えました。

このような市街地での突然の激しい訓練や飛行に対し、厚木爆同、五次原告団、県央共闘会議、平和運動センターの4団体は、急遽6月14日に防衛省南関東防衛局座間防衛事務所長に対して、飛来の目的や即時中止を申し入れるとともに抗議を行いました。

05

2022年 5月14日    第62回定期代議員総会を開催

          爆音のない静かな空を取り戻そう

5月14日(土)、大和市渋谷学習センターに於いて、厚木爆同第62回定期代議員総会を開きました。コロナウイルス禍により、過去2回は書面審査での審議でしたので、3年ぶりに一堂に会しての総会開催となりました。

 

議案第1号 2021年度活動報告

議案第2号 2021年度一般会計・特別会計決算報告・会計監査報告  

議案第3号 2022年度活動方針案

議案第4号 2022年度一般会計予算案、 議第第5号 役員の補充案、 議案第6号 規約の一部改正案

 

いずれも承認されました。総会決議を満場一致で採択し、最後に石郷岡委員長の発声で、「爆音のない静かな空を取り戻そう」と全員で拳を振り上げ団結ガンバロウを力強く三唱し総会を閉じました。(M.K)

04

2022年 4月26日   ロシアによるウクライナ侵攻に抗議行動

           大和駅前でのスタンディング行動

厚木爆同は、ロシア軍がウクライナに侵攻し、多くの犠牲者と避難民を生じさせている事態を憂慮し、県内の平和運動団体と合同で抗議のスタンディング行動を実施しました。

4月26日(火)午後5時、時折雨が降る大和駅前に40名が集結しました。

『ロシアはウクライナの戦争止めろ』の横断幕やパネルを掲げ、行き交う市民に訴えました。

各団体の代表者が、武力で事を解決しようとする愚かさ、平和の大切さ、そして現在起きていることは決して遠い国の他人事ではないこと、殊に基地を抱えている大和市民には自身のこととして考えましょうと熱く語りかけました。

通りかかった高校生の一団も訴えを聞き,「戦争反対!」の声を挙げる場面もありました。行動中に配ったビラを受け取る人も多く、このことに関心ある市民が多いことを感じました。一日も早い平和な日々の回復を願っています。(M.K)

03

2022年 3月 4日   米海兵隊と陸上自衛隊の共同訓練の中止を求め

          基地司令官と防衛局長に抗議と申し入れ行動

厚木爆同、第五次原告団、県央共闘、平和運動センター、オスプレイ反対連絡会の5団体で、3月4日に厚木基地司令官と防衛省南関東防衛局長に抗議と申し入れ行動を行いました。

3月4日から沼津海浜訓練場及び東富士演習場で行われる日米共同訓練に際し、MV22オスプレイ、CH53Eスーパースタリオンが厚木基地を3週間にわたる長期間、整備・補給の拠点として使用するという情報を受け、強い衝撃と大きな怒りを感じました。

そこで、緊急ではありましたが、抗議と申し入れ行動を行いました

緊急にもかかわらず40人の参加者で米軍厚木基地司令官に抗議の申し入れ書を手渡しました。(K.M)

02

2022年 2月1日~18日  爆音被害解消と基地機能の縮小を求める要請

             厚木基地周辺の市長と教育長に要請

厚木基地周辺住民は、米空母艦載機の岩国基地移転後も米軍機や自衛隊機による航空機騒音に悩まされているとともに、基地機能の強化となる新たな実働訓練の実施や墜落の危険がある垂直離着陸輸送機オスプレイの飛来などにより大きな不安を抱いています。

また、新型コロナウイルス感染症対策として、窓を開けて換気をする機会が増えるなか、厚木基地周辺では窓を開けると米軍機や自衛隊機の騒音により、会話や電話の音も聞こえない状態となります。

 このような中、3月から4月にかけては、小・中学校等の卒業式や入学式の時期であり、大切な学校行事が航空機爆音によって支障を及ぼすことは避けなければなりません。

 そこで、このような基地周辺住民の被害や苦痛と不安、そして子どもたちの大切な学校教育に支障を与える航空機爆音の被害をなくすために航空機の飛行自粛について基地周辺の市長と教育長に対して国と米軍に強く働きかけるよう要請を行いました。

 

◆要請日

*大和市長・教育長 2月1日、*藤沢市長・教育長 2月8日、*綾瀬市長・教育長 2月9日、*海老名市長・教育長 2月16日、*座間市長・教育長 2月17日*相模原市長・教育長 2月18日