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厚木海軍飛行場(あつぎかいぐんひこうじょう)は、神奈川県綾瀬市と大和市にまたがる軍用飛行場で、アメリカ海軍と海上自衛隊が共同で使用している軍事基地。県内で唯一、固定翼ジェット機が離着陸できる航空施設である。航空管制は海上自衛隊が行なっている。
通称は厚木基地(あつぎきち)[2]、厚木飛行場(あつぎひこうじょう)。海上自衛隊では厚木航空基地(あつぎこうくうきち)と呼ばれるが、

厚木航空基地は海上自衛隊と米海軍の日米共同使用基地です。全国に航空自衛隊三沢基地(青森県)と米空軍、海上自衛隊岩国基地(山口県)と米海兵隊の3ヶ所があります。
 三沢及び岩国基地における航空基地としての機能は米軍が管理していますが、厚木航空基地の飛行場としての主な機能(滑走路維持整備、航空管制業務)は海上自衛隊が管理しています。総面積約500万平方キロメートル、南北に延びる約2,400メートルの主滑走路を有しており、基地は東側に大和市、西側に綾瀬市と2つの市にまたがって所在しています。

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厚木基地の沿革と概要
 約507万平方メートルの広大な敷地を有する厚木基地は、大和市の南西部に位置し、本市及び綾瀬市、海老名市の3市にまたがって所在しています。厚木基地の滑走路は本市側にあり、さらに滑走路北側の延長線上には、本市の中でも特に住宅が密集する地域が広がっています。
 さらに、前述の3市に加えて、厚木基地周辺には横浜市、藤沢市、相模原市、座間市、東京都町田市などが所在しており、各市とも過密化した市街地を形成しています。 国によれば、厚木基地周辺人口は240万人とのことであり、このような中に所在する厚木基地は、全国に類例のない「人口過密都市の中にある軍用飛行場」として、基地周辺住民のみならず、広域にわたる多くの人々に対し、航空機騒音や事故の不安等を与え、その日常生活に様々な影響を及ぼしています。

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沿革
 厚木基地は、昭和16年に建設が開始され、本市の深谷、蓼川、本蓼川のほか、大和市の一部を含む約500haに及ぶ広大な敷地に相模野海軍航空隊が設置されました。 その後、厚木海軍航空隊(厚木戦闘機隊と呼ばれる)や高座海軍工廠が設置され、帝都防衛の主要基地となりました。
 昭和20年8月15日に太平洋戦争が終結し、同月30日、連合国軍司令官ダグラス・マッカーサー元帥が到着し、日本における占領政策の第一歩がこの厚木基地から始められ、日本の新たな歴史が始まりました。
 昭和20年9月2日、本飛行場が正式に接収され米陸軍の管理下におかれました。 その後、朝鮮戦争の勃発に伴い、米軍は極東地域における海軍航空基地の必要性から荒れ果てた滑走路や建物を修復し、昭和25年12月1日米海軍厚木航空基地を正式に発足させ、以来今日まで米海軍の主要な航空基地として使用されています