20

2024年 3月14日  厚木基地の爆音をなくす飛行差止め判決を求めて  

              横浜地方裁判所に署名を提出

厚木爆同は、爆音のない静かな空を取りもどすため1976(昭和51)年の第一次厚木基地爆音訴訟の提訴以来、五次にわたる裁判闘争を支え、第五次厚木基地爆音訴訟原告団とともに活動してきました。

第五次厚木基地爆音訴訟は、昨年11月1日に2017年の提訴以来6年間におよぶ横浜地方裁判所での審議を結審し、いよいよ5月頃に判決がだされます。

その判決にむけ、裁判所に今度こそ飛行差止めを命じさせ、爆音被害を抜本的に解消させるため、「厚木基地の爆音をなくし飛行差止め判決を求める署名」行動に積極的に取り組みました。

その結果、署名賛同人の総数は、全国の支援団体からの協力もあり53,138名もの賛同人を集めることができ、3月14日に横浜地方裁判所第一民事部に提出しました。

19

2024年 2月26日    爆音被害解消と基地機能の縮小を求めて  

          基地周辺自治体の市長と教育長に要請

厚木基地周辺住民は、米空母艦載機の岩国基地移転後も米軍ジェット機などの外来機の飛来や、自衛隊機による日常的な航空機騒音、多発する部品落下事故への不安に悩まされているとともに、基地機能の強化となる多国籍軍による共同実働訓練や、墜落事故が多発しているオスプレイ輸送機の飛来などにより多大な負担を強いられています。

さらには、重要土地調査法により厚木基地を注視区域に指定する問題や、基地内の米軍格納庫から泡消火剤(有害有機フッ素化合物PFAS)が放出された事故と米軍燃料タンクから航空機燃料が漏出した事故が立て続けに発生しています。

このような基地周辺住民の被害や苦痛と不安、そして子どもたちの大切な学校教育に支障を与える航空機の爆音被害をなくすとともに、基地機能の縮小にむけ、厚木基地周辺自治体の市長と教育長、さらには神奈川県知事と県教育長に、航空機の飛行自粛と基地機能の縮小を米軍と日本政府に求める要請行動(2024年2月5日から26日)に取り組みました。

 

 ◆要請日

*綾瀬市長・教育長 2月5日、*座間市長・教育長 2月9日、*藤沢市長・教育長 2月13日、*町田市長・教育長 2月13日、*神奈川県知事長・教育長 2月13日、*大和市長・教育長 2月15日、*海老名市長・教育長 2月16日、*相模原市長・教育長 2月26日

厚木基地爆音防止期成同盟綾瀬支部は、2月5日綾瀬市長と教育長に対して、小中学校の卒業式、入学式に際して、厚木基地を利用する航空機の飛行自粛を国と米軍に求める事などの「厚木基地の爆音被害解消と基地機能の縮小を求める要請」を行いました。要請こうどうは、毎年この時期に行っているものです。

昨年は11月29日に屋久島沖でオスプレイが墜落。乗員8人が死亡する事故があり、厚木爆同や綾瀬市は飛行停止を求めましたが、厚木基地では12 月6日まで飛んでいました。

昨年12月には厚木基地所属の米軍ヘリコプターが、重さ7kgの部品を落下させる事故を起こしました。

オスプレイの飛行停止、航空機の安全なども求めました。(Y.K)

18

2023年 12月6日      厚木基地司令官に抗議と申入れ  

           米軍オスプレイの飛行停止を求める

12月6日、先月29日に墜落した米軍オスプレイ輸送機の事故を受け、緊急な行動として、厚木基地正門前で米海軍厚木基地司令官にむけて、オスプレイの飛行停止を求める申し入れと、事故後も厚木基地周辺で続くオスプレイ飛行に対する抗議を行いました。

厚木爆同をはじめ、4団体・60人で訴えました。ここ2年間にオスプレイの事故が頻発しています。オスプレイは開発当初からその安全性について懸念の声が上がっていました。飛行を停止し、安全性を見直す機会が何度もあったにもかかわらず、米軍は運用を続けてきたのです。

そのような経過の中での今回の事故は、米空軍、米海兵隊にはとても重大な責任があります。

米海軍厚木基地司令官に対し、①すべてのオスプレイの飛行を停止すること ②日本にあるオスプレイをすべて本国に持ち帰ること ③厚木基地隣接の日本飛行機工場でのオスプレイ定期機体整備契約を破棄すること ④木更津駐屯地での定期機体整備契約を破棄すること ⑤今回も含め、これまでのオスプレイのクラスA事故の報告書をすべて開示すること ⑥これまでの緊急着陸の原因とその処置について発表すること の6点を申し入れました。(K.M)

17

2023年 10月18日     2023基地ウォッチングと平和学習  

            横浜ノースドック、陸軍登戸研究所

10月18日に開催した厚木爆同の「2023基地ウォッチングと平和学習」は、横浜ノースドックと陸軍登戸研究所資料館を会員の皆さん38名で視察しました。

横浜大桟橋から横浜ノースドックを望み、リムピース編集部の星野潔さんから、基地の強化が進められている横浜ノースドックの状況について詳しい説明を受けました。

台湾有事があおられているなか、横浜ノースドックは米軍の海兵隊と連携して、南西諸島に軍事物資を輸送する拠点として強化されていることや、横浜の中心街にありながら改めて米軍が輸送してきたオスプレイ輸送機などを陸揚げした後、離陸するなど大変危険な飛行を米軍が行っていることなどの実態の説明を受けました。

続いて陸軍登戸研究所資料館では、学芸員から2時間に亘り詳しい説明を頂く中で、風船爆弾や細菌兵器の研究がここ登戸研究所で行われていたことなどを知り、参加者からは驚きと改めて戦争の怖さを知り、大変良い基地ウォッチングと平和学習になったとの感想をいただきました。

今回の基地ウォッチングと平和学習を通して、粘り強く厚木基地の撤去を求めるとともに、戦争反対!の声を大きく上げるときだと思いました。(Y.K)

16

2023年 9月17日      厚木爆同 綾瀬支部を開催  

              会員からの意見や要望を集約

綾瀬支部会議は、9月17日(日)午後3時30分から綾瀬市中央公民館で開催しました。厚木爆同本部からは、委員長、書記長、総務組織部長が出席して最近の厚木基地をめぐる状況や今年度の活動などについて、出席された会員の皆さんと意見交換を行いました。

会員の皆さんから出された意見の中では、航空機騒音が解消されていないこと、低空での飛行訓練が最近多いとの報告、さらには騒音とともに航空機の墜落の恐怖と不安が増して来ているなどの発言が多く出されました。

支部会議で出された多くの意見や要望などについては、米軍厚木基地司令官をはじめ、防衛省、基地周辺自治体などに意見と要望を伝える活動に取り組んで行きます。

15

2023年 8月8日     厚木爆同 座間支部 班長会議を開催  

               多くの意見と要望を集約

さる、8月8日(火)午前10時から、座間市ひばりヶ丘の睦自治会館で座間支部の班長会議を開催しました。座間支部は6班で構成されています。

班長会議は、厚木爆同本部から書記長も出席し、高久座間支部長の挨拶の後に、それぞれの班長から自己紹介をしてもらい、年4回の会報配布状況や会費集金についての実情などの報告をいただき話し合いを進めました。ました。

会報の配布は、各班ともに手配りをしており、会費の集金は手集めや振り込みなど、班ごとに異なる状況でした。

誰が班長になっても続けられるような厚木爆同の組織を目指すために、会報は郵送などで対応できないか、そのためにも厚木爆同発足当時の会費を値上げしてもいいのではないかなど、多くの意見や要望が出され、大変充実した班長会議となりました。

14