2020年10月29日     ペトリオットミサイル迎撃演習に抗議        

               厚木基地司令官へ抗議と申し入れ

厚木基地において、米陸軍のパトリオット部隊が地対空誘導弾・PAC3(ミサイル)の実働演習を10月26日から11月5日まで行っていることについて、厚木基地爆音防止期成同盟をはじめ第五次厚木基地爆音訴訟原告団、県央共闘会議、神奈川平和運動センターの4団体は、さる10月29日に厚木基地の司令官に対して抗議と申し入れ行動を行いました。

このパトリオット部隊(嘉手納基地所属)は、厚木基地の南西側の一角(綾瀬市側)にPAC3を2機配置したのをはじめ、レーダーや電源車など車両20両、そして隊員50名規模で連日演習を行っています。

このように住宅密集地の中にある厚木基地で、地対空誘導弾・ミサイルの軍事演習を行うことは、基地周辺住民を大きな不安と危険にさらすとともに、厚木基地の機能強化に繋がりかねないとして、厚木基地司令官に抗議と申し入れを行いました。

19

2020年10月26日     米陸軍のペトリオット実働演習に抗議        

             厚木基地にペトリオットなどの車両20両を配置

10月26日から11月5日まで日米共同統合演習に関連して,米軍が単独で実施する訓練のため米陸軍ペトリオット部隊が米海軍厚木基地に展開する情報が伝えられました。

弾道ミサイル等からの防衛をシミュレーションする訓練を実施するようです。

厚木基地には、車両20両、人員50名の規模で集結するようです。

厚木爆同は四団体とともに10月26日に滑走路脇での監視・抗議行動を行い、その後、29日には厚木基地正門での申し入れ、南関東防衛局に対する申し入れ等の行動を提起し、厚木基地の機能強化に断固反対していきます。

最近の厚木基地では今まで無かった初めての訓練など新たな基地の使用が頻繁に行われています。

今こそ周辺住民の反対の声を結集し、基地機能の強化を止めなくてはなりません。(K.M)

18

2020年10月9日     掲載記事に関し、大和市長に申入れ        

            航空機騒音にかかる環境基準の達成状況の記事

厚木基地爆音防止期成同盟と第五次厚木基地爆音訴訟原告団、第五次厚木基地爆音訴訟弁護団は、さる10月9日に大和市発行の「広報やまと」(2020年9月15日号)に厚木基地の「航空機騒音にかかる環境基準の達成状況」として掲載した記事の内容に関して、大和市長に申し入れを行いました。

記事では、5カ所の測定点のうち平成30年度及び令和元年度の年間値が、環境基準を3地点で達成していると報告しています。

しかし、大和市が測定しているLden値は、公共用飛行場(民間空港)に適用される評価単位であり、防衛施設たる飛行場(軍用空港)に適用されるべき評価単位は、現時点で未だ策定、公表されていません。

したがって、厚木基地のような防衛施設たる飛行場(軍用空港)の航空機騒音を測定することは本来の方法ではなく、その測定値をそのまま用いれば、防衛施設たる飛行場の騒音の程度を実際よりも低く評価してしまうことになります。

まして、公共飛行場に適用されているLden値によって防衛施設たる飛行場について、環境基準の達成いかんを論ずることは大きな誤解を招くことになりかねないとして、大和市長に申し入れを行いました。


17

2020年8月29日   違法爆音を許すな飛行差止め実現行動        

              厚木基地北側フェンス前に100名超え

さる8月29日、猛暑の中、厚木爆同と五次原告団他四団体主催で「違法爆音を許すな 飛行差し止め実現 神奈川集会」が行われました。

厚木基地滑走路北側県道のフェンス側の歩道と相鉄側の歩道が100人を超す参加者であふれました。

厚木爆同委員長のあいさつをはじめ、各団体のあいさつがあり、決議文を参加者全員で採択し、最後に「違法爆音を止めろ!」「危険な飛行を止めろ!」とシュプレヒコールで締めくくりました。(K.M)

 

16

2020年7月9日    航空機の危険な運用を中止するよう申し入れ

                 厚木基地司令官へ抗議と申し入れ‼

この間、厚木基地では海兵隊機の離着陸、及びMV22オスプレイのこの地を拠点とした飛行、そしてそれらが引き起こす爆音と航空機の不具合の放置、日米合意違反のオスプレイの飛行などが相次ぎました。

厚木爆同は、①厚木基地で戦闘機の離着陸を行わないこと ②オスプレイの厚木基地への飛来及び住宅密集地での飛行をやめること の2点について、米軍厚木基地司令官に申し入れを行いました。

米軍側からは、新型コロナ感染防止の観点で行動参加者への人数制限がありましたが、厚木爆同、五次原告団と連帯する神奈川平和運動センター、県央共闘会議から当初予定していた人数を大きく超える参加があり、各団体の代表5人が正門前で行動し、他の参加者は周りで待機するという形で整然と抗議申し入れを行いました。(K.M)

 ★基地司令官への申し入れ書

15

2020年6月5日 学校再開、コロナ換気の間、米軍・自衛隊機は飛行自粛を

              厚木基地内のコロナウイルス感染状況の公表を‼

新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言が解除され、学校も再開されましたが、政府は3密を防ぐため授業中には窓を開放することとしています。
しかし、厚木基地周辺では窓を開けると米軍や自衛隊の航空機による騒音で会話もできない状態が続いています。
学校再開にあたってこのような状況が続くことは到底許されるものではありません。
また、厚木基地周辺では、基地内の人たちと交流が行われ、いろいろな場で接する機会が多くなっています。
このような時に、基地内の新型コロナウイルス感染者の状況が分からないというのは大変不安です。
このようなことから、厚木基地爆音防止期成同盟と第五次厚木基地爆音訴訟原告団は、さる6月5日に防衛省南関東防衛局を訪ね、防衛大臣と南関東防衛局長に要請書を提出し意見交換を行いました。

■要請内容
1.学校再開に際しては、健全な教育環境を保護するため、少なくとも新型コロナウイルス対策として教室内の換気が推奨される当面の間、米軍機及び自衛隊機の学校周辺での飛行自粛を行わせること。

2.厚木基地内の新型コロナウイルス感染者の状況を速やかに公表させること。

 

14

2020年2月12日    厚木基地周辺の市長と教育長へ申し入れ

    大切な学校行事を爆音から守ろう‼

厚木基地周辺住民は、米空母艦載機の岩国基地移転後も厚木基地を離着陸する航空機による爆音に悩まされ、市民生活のさまざな面で被害を受けております。
昨年の厚木基地滑走路から北1km地点での年間騒音測定回数は、いまだに13,764回を記録し、一か月の騒音測定回数は1000回を超えています。

このような中、3月上旬から4月上旬にかけては、小・中学校等の卒業式や入学式の時期であり、大切な学校行事が爆音によって一時中断する事態や式典の進行に支障を及ぼすことは避けなければなりません。
子どもたちの大切な学校教育に支障を与える爆音被害をなくすため、厚木爆同は厚木基地周辺自治体の市長と教育長に航空機の飛行自粛を米軍と日本政府に求めるよう要請しました。


*藤沢市長・教育長 2月12日、*海老名市長・教育長 2月12日、*大和市長・教育長 2月17日、*相模原市長・教育長 2月17日、*綾瀬市長・教育長 2月18日、*座間市長・教育長 2月20日、町田市長・教育長 3月12日。

13

2020年1月29日     厚木基地司令官へ抗議と申し入れ

    艦載機の連日多数機飛来に抗議‼

厚木基地から岩国基地に移駐した米空母艦載機が、1月14日から連日のように多数機で厚木基地に飛来して、激しい爆音を基地周辺住民に振りまいていることについて、さる1月29日に厚木基地を訪ね、厚木基地司令官に抗議と申し入れを厚木基地爆音防止期成同盟、第五次厚木基地爆音訴訟原告団、原子力空母の母港化に反対し基地のない神奈川をめざす県央共闘会議、かながわ平和運動センターの四団体で行いました。
艦載機は、1月14日に4機、17日には5機、21日には6機、そして申し入れを行っている最中にも5機が飛来してきています。
厚木基地周辺住民は、艦載機が飛来するたびに、頭を抱え、耳をふさぎ、そして怒りに震えています。
艦載機は、厚木基地周辺の住宅密集地での爆音被害が激しいことから、基地周辺住民の静かで健康な生活を害するということで、岩国基地への移駐を余儀なくされたにもかかわらず、未だに厚木基地を、しかも、従前と同じような頻度で使い続けることは人権無視の飛行であることや、沖縄本島沖に墜落した同型機のヘリコプター(厚木基地所属)の飛行中止を厚木基地司令官に申し入れを行いました。